虚偽の養子縁組で住宅融資金詐取、33歳男を起訴…大阪地検
「親」の5人略式起訴
虚偽の養子縁組で改姓し、住宅ローンの融資金をだまし取ったとして、
大阪地検特捜部は11日、住所不定、無職財田(たからだ)博通被告(33)を
詐欺罪などで起訴。養父や養母になっていた知人5人を
公正証書原本不実記載・同行使罪などで略式起訴した。
起訴状によると、財田被告は2006年11月〜09年12月、
知人の養子になると偽った届けを大阪市中央区役所などに6回にわたり提出。
改姓した名前で兵庫県内の農協に住宅ローンなどの借り入れを申し込み、
約3600万円を詐取したとされる。
改姓はいずれも債務返済を免れるためだったといい、
知人5人には「迷惑料」として数万円を支払っていたという。
特捜部は7月、携帯電話機をだまし取ったとする詐欺容疑で財田被告を逮捕・起訴。
名前を「広瀬博通」と発表したが、これも虚偽の養子縁組による改姓だった。
ソース:(2010年8月12日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100812-OYO1T00509.htm?from=newslist