【新潟】ロシア人覚せい剤密輸事件、控訴を棄却・・・東京高裁［07/29］

ロシア人覚せい剤密輸事件　控訴を棄却　（新潟県）

ことし３月、県内初の裁判員裁判として有罪判決が出されたロシア人による
覚せい剤密輸事件の控訴審で、２９日、東京高裁は１審判決を支持し控訴を棄却した。

この事件はロシア人のロマノフ・オレグ・ニコラエヴィチ被告が新潟東港から
覚せい剤約４・７キロを密輸した罪に問われているもので、ことし３月、
県内初の裁判員裁判として懲役１０年、罰金３００万円の有罪判決が下された。

判決を不服としてロマノフ被告は控訴していたが、東京高裁は被告が
「運んだ荷物が違法薬物であると認識していた」とする１審判決を支持し、控訴を棄却した。

ソース：NNNニュース　[ 7/29 20:05 テレビ新潟]
http://www.news24.jp/nnn/news8823193.html

県内初の裁判員裁判被告、東京高裁が控訴棄却

仲間と共謀して覚せい剤約４・７キロ・グラムを新潟東港に密輸したとして、
覚せい剤取締法違反（営利目的輸入）などに問われ、１審・新潟地裁で懲役１０年、
罰金３００万円の実刑判決を受けたロシア国籍の住所不定、船員
ロマノフ・オレグ・ニコラエビチ被告（４３）の控訴審判決が２９日、東京高裁であった。
飯田喜信裁判長は「運搬を委託された荷物が違法薬物であるかもしれないことは認識しており、
危険に見合った報酬を受け取る約束がされていたと推認できる」として、
被告側の控訴を棄却した。被告側は上告する方針。

この事件は、新潟地裁での裁判員裁判第１号として審理された。
弁護側は１審に続き、無罪を主張したが、判決は「弁護人の主張は採用できない」と断じた。
判決言い渡し中、証言台前のいすに座ったロマノフ被告は顔を紅潮させて泣き、体を前後に揺すり、
「私は中身が覚せい剤だと知らなかった」と主張するなど、終始落ち着かない様子だった。

ソース：（2010年7月30日 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20100729-OYT8T01086.htm

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