パート従業員など3人に、法律が定めた金利の4倍から5倍の
高い金利で貸し付けをしたなどとして奈良市の貸金業者が
貸金業法違反などの疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、奈良市大宮町で
貸金業「ローレル」を経営する安井彰容疑者(55歳)です。
警察によりますと、安井容疑者は、去年3月ころから11月ごろまでの間に、
桜井市のパート従業員や生駒市の会社員など3人に対し、
あわせて170万円を法律が定めた金利より高い金利で書類を渡さずに
貸し付けたとして貸金業法違反などの疑いがもたれています。
警察の調べによりますと、安井容疑者は、貸し付けのおよそ3割を利息とし、
天引きして金を渡すやり方で、法律が定めた金利のおよそ4倍から5倍の
高金利で貸し付けを行っていたということです。調べに対し、安井容疑者は、
「書面は交付したし、天引きはしていない」などと否認しているということです。
警察では、事件のいきさつについて調べるとともに、
さらに、余罪があるとみて、引き続き捜査を進めることにしています。
ソース:NHK奈良県のニュース 05月31日 17時41分
http://www.nhk.or.jp/lnews/nara/2054792431.html