パートナーの不動産賃貸 英閣僚、経費請求で初醜聞
29日付の英デーリー・テレグラフ紙は、ローズ財務担当相が、
同性愛のパートナーが所有する不動産の賃貸料計4万ポンド
(計約530万円)を政治活動上の「必要経費」として議会当局に請求していたと報じた。
同相は「深く後悔している。謝罪する」と述べ、全額返済する方針。
ローズ氏は、キャメロン首相率いる保守党と連立政権を組む第3党、
自由民主党に所属。同政権での醜聞は初めて。
同紙によると、ローズ氏は2004〜07年に毎月、最大で家賃950ポンドを
議会当局に請求していたが、これがパートナーが所有する物件の家賃だったことが判明。
議会は06年、議員が「パートナー」所有の物件を賃貸借することを禁じていた。(共同)
ソース:MSN産経ニュース 2010.5.29 13:10
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100529/erp1005291312007-n1.htm 財務担当相、経費を不正請求=新政権で初スキャンダル−英
【ロンドン時事】29日付の英デーリー・テレグラフ紙は、ローズ財務筆頭担当相が
不動産家賃計4万ポンド(約525万円)以上を議員経費として不正に請求していたと報じた。
同相は「深く後悔している」と謝罪し、全額を返済する考えを示した。
今月発足したキャメロン連立政権初のスキャンダルとなった。
英国では昨年、議員経費の不正請求が大きな問題となっており、
政治への信頼回復を掲げる同政権に大きな打撃となる。
また同相は厳しい歳出削減を主導する立場だけに、
今後の財政再建にも影を落としそうだ。
ソース:時事通信 (2010/05/29-21:30)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010052900349