看護休暇を不正に取得したとして、前橋市は24日、
農林課の男性主査(47)を21日付で停職2カ月の懲戒処分にしたと発表した。
同市の規則では、中学校入学前の子供が病気やけがをした場合、
年最大5日間の看護休暇を有給で取得できると定められている。
市職員課によると、主査は平成21年4月以降、小学生の娘を看護するとして、
看護休暇を平成21年度に5日、今年度に2日、取得。しかし、
7日のうち3日は娘が学校に通学していた。残る4日については、
学校は長期休暇中だったが、病気などの事実はなかったという。
今月12日深夜、主査の名前を名乗る男が、市役所に迷惑電話をかけてきたことから、
翌13日、看護休暇を取っていた主査に職員課が連絡しようとしたところ、
娘が登校していることが分かり、不正が発覚したという。
同課の調べに対し、主査は「子供が病弱なので、いつ学校から連絡が
あってもいいように自宅で待機していた」と話しているという。
同市では不正取得した7日分の給与(約13万円)についても、返還を求める方針。
ソース:MSN産経ニュース 2010.5.24 19:51
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100524/crm1005241952019-n1.htm