【岡山】納入業者に派遣要求、「山陽マルナカ」に立ち入り検査

偽装工作を請け負ったのは香川県高松市「大洋水産」魚秀の中谷彰宏社長は農水省の指導に対して「高松の業者に
偽装工作を依頼した」と説明していた。それが、大洋水産だ。大洋水産のホームページのよれば、平成４年に設立され、
資本金が５０００万円、年商は６０億円を超す。四国・中国でスーパーを展開するマルナカのグループ会社だ。
「大手スーパーのグループですが、かねてからブラックな関係が見え隠れしていたという指摘もあります。
四国は加ト吉や大塚製薬など大手の食品会社が多く、流通業者の競争も厳しい。マルナカのグループ会社といえど、
このようなブラックな筋との関係から、闇の仕事を引き受けなければならなかったのでしょう」と大洋水産をよく知る関係者。
大洋水産を経由して、暴力団Ｘ組に数千万円が流れたとの話もある。「Ｘ組と大洋水産、魚秀、そして徳島魚市場の関係を
洗うべく、暴力団担当の４課も動き始めている。とんでもない、話がでてくる可能性もある」（捜査関係者）