エイズ根絶をうたい文句に避妊具の自動販売機設置事業を仮装し、
金融商品取引法違反で起訴されていた愛知県一宮市の親子ら3人が
新たに組織的詐欺などの疑いで岐阜県警に再逮捕された。
再逮捕されたのは、
一宮市にあった株式会社「チアラ」の元役員・山口竹夫容疑者(55)と
内縁の妻・江崎久美子容疑者(57)、
山口容疑者の長男・高志容疑者(29)の3人。
山口竹夫容疑者らは2008年2月ごろから岐阜県羽島市の女性(当時61)など3人に
「避妊具の自動販売機設置のため出資すれば、毎月1万円の配当金を一生もらうことができる」
などと勧誘し、出資金名目で現金計280万円を詐取した疑い。
しかし、実際は自動販売機は設置されておらず、竹夫容疑者は
「これから設置するつもりだった」と容疑を否認しているが、残る2人は容疑を認めている。
警察は2008年4月から翌年12月までの間に同様の手口で237人から
2億3000万円あまりをだまし取ったとして、余罪についても追及している。
山口容疑者らは今年4月、金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで逮捕されていたが、
竹夫容疑者の指示で江崎容疑者と高志容疑者が共謀し、
ウソの勧誘などを繰り返したとして、組織的詐欺の疑いで16日、再逮捕された。
ソース:NNNニュース [ 5/17 20:31 中京テレビ]
http://www.news24.jp/nnn/news8627067.html