宝塚市教委は14日、市立光ガ丘中学校に勤務していた兵庫県採用の
女性事務職員(43)が、生徒の修学旅行積立金など約400万円を横領した、
と発表した。宝塚署に刑事告発する方針で、管理責任を果たしていなかった
当時の校長(59)も含め、県教委に処分を求める。
市教委によると、女性職員は、同校に勤務していた昨年5月〜今年3月、
修学旅行積立金や給食費などを管理する通帳から約304万円を横領し、
現金徴収分でも約97万円を着服。「生活費や大学生の息子への仕送り
などで家計が成り立たなくなった」と話しているという。
女性職員は架空の出金伝票を作成していたが、校長は請求書などと照合せず、
そのまま押印。年度末の決算も保護者あての会計報告で済ませ、監査していなかったという。
(上杉順子)
ソース:神戸新聞 (2010/05/14 20:15)
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0002981247.shtml