赤ちゃんの前で母親を強姦した男に懲役６年

１４日、去年１２月、沖縄県那覇市の住宅に押し入り、女性を脅し、
性的な行為を強要して、けがをさせたとして強姦致傷などの罪に問われている男の裁判員裁判で、
懲役８年の求刑に対し懲役６年の判決が言い渡されました。

この裁判は、沖縄県浦添市の廃品回収業、川満秀樹被告（４０）が去年１２月の白昼、
那覇市の住宅に押し入り、乳児と２人で家にいた女性をカッターナイフで脅し、
性的な行為を強要して、けがをさせたとして強姦致傷などの罪に問われたもので、
検察側は懲役８年を求刑していました。

裁判は、抽せんで選ばれた６人全員が女性の裁判員が参加して、３日間にわたって開かれ、
１４日午後、判決が言い渡されました。
那覇地方裁判所の鈴木秀行裁判長は、「被告の悪質で卑劣な犯行により、
被害者が被った身体的、精神的被害は大きく、被害者の恐怖と怒りは今なお強く、
被害結果は重大だ」と指摘し、懲役６年の判決を言い渡しました。
判決の言い渡しの際、鈴木裁判長は裁判員の思いだとして、被告に対し、
「あなたの行動によって被害者がどれだけ傷ついたか考えてもらいたい。刑務所内の
服役だけで済むものではなく、出所後も償いの気持ちを持って生きてもらいたい」とことばをかけまし

http://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5094412741.html