「詩音と蒼みたいなピュアな恋愛がしてみたい」と話す桐谷
中高生に大人気のファッション誌「Seventeen」(集英社)のトップモデルであり、テレビ朝日系で放送中のド
ラマ「女帝 薫子」では主演を務めている注目の若手女優・桐谷美玲。彼女と佐野和真がダブル主演する映画
「音楽人」が、5月15日(土)より公開される。
同作は、音楽の専門学校を舞台に、音楽へ熱い情熱を注ぐ若者たちの姿を描いた青春ドラマ。バンドでギターと
ボーカルを担当する蒼(佐野)が、ギター作りを学ぶ幼なじみの詩音(桐谷)と再会し、彼女に支えられながら、
メジャーデビューを目指して奮闘するという物語だ。この作品が映画初主演となる桐谷に話を聞いた。
――映画初主演ということで、プレッシャーは感じませんでした?
感じないことはないですけど、それで緊張するよりは楽しんでやった方が絶対いいものができると思ったので、
楽しんでやりました。
――桐谷さん演じる詩音と自分が似ているところはありましたか?
負けず嫌いなところかな? 決めたことをやり通そうとするところは似ています。なので、詩音を演じるのは等
身大のままでやりやすかったですね。でも、あんなに恋愛に対して強気にはなれないです。私は「Seventeen」
のモデルの中でもモテないキャラで“モテナイズ”って呼ばれてるんですけど(笑)、試写に来てくださった編
集者の方に最初に言われた感想が「美玲さんと違って詩音はモテモテでかわいかったね」って(笑)。
――蒼と詩音の恋愛シーンはいかがでしたか?
あまり恋愛経験がないので、ピュアな恋愛は本当にあこがれます。詩音と蒼みたいな恋愛がしてみたいです。
――昔から女優になりたいという夢は持っていましたか?
全然なかったです。突然のスカウトだったんですけど、テレビは見るものだと思っていたので、今この世界に自
分がいることが不思議です。
――突然のスカウトだと最初は怪しいと思いますよね。
はい(笑)。もう怪し過ぎて、断ろうと思っていたんですけど、事務所の方も何回も家に足を運んでくれたり、
話をしてくれて。一番大きかったのは、先輩の内山理名さんの雑誌の取材を見学させてもらった時。理名さんが
すごくキラキラしていて、すてきなお仕事だと思ったんですよ。それで、できるかどうかは分からないけど、チャ
ンスがあるんだったら、何もやらないうちからやめますって言うんじゃなく、ちょっとやってみて、ダメだった
らやめればいいって思って始めました。
――それで「Seventeen」でのお仕事を始めたんですね。初めての撮影はどんな感じでした?
現場に行くと、榮倉奈々さんとか見たことある人たちがいるわけですよ。かわいい人たちがこんなにいるのを見
たことがなくて、緊張して全然しゃべれなかったです。カメラで撮られる経験もなかったので、どうしていいか
まったく分からなくて。
――では初めて表紙を飾った時の撮影なんかは…。
ド緊張です。スタッフさんは信頼してる方で、やりやすいようにしてくれたんですけど、今振り返ってみると、
表情が固くて、ぎこちないです。
――ドラマ「女帝 薫子」でも主演されていますが、ことしは女優としての活躍に期待できそうですか?
お芝居することは難しくて、不安で、自信も全然なくて、どうすればいいんだろうって思っていたんですけど、
最近いろいろやらせていただくようになって、もっと勉強していきたいなって思っています。いろんな経験を
「女帝薫子」でも「音楽人」でもさせてもらっているので、これをチャンスだと思って自分なりに成長していき
たいです。
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