メキシコで米領事館職員ら3人殺害、麻薬組織の犯行か
[シウダフアレス 14日 ロイター] メキシコ北部のシウダフアレスで13日、
現地の米領事館に勤務する米国人女性とその夫など3人が、
麻薬組織とみられる武装集団に殺害された。米国とメキシコの当局者が明らかにした。
それによると、殺害された米国人夫婦は、領事館のイベントの帰りに武装集団に襲われ、
銃で撃たれて死亡した。また、別の女性職員の夫婦も同じイベントから帰宅する途中に
襲われ、メキシコ人の夫が殺害されたという。
匿名の米当局者によると、武装集団が当初から犠牲者らを
狙っていたかどうかは不明で、動機も分かっていないという。
これを受けて、ホワイトハウスは「オバマ大統領は事件を深く悲しむとともに、
激しく憤っている」などとする声明を発表した。
米テキサス州と国境を接するシウダフアレスは、米国への密輸ルートなどを
めぐる争いから、麻薬組織間の抗争が最も激しい都市とされている。
ソース:Reuters 2010年 03月 15日 12:30 JST
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-14337720100315