(CNN) 麻薬抗争が激化するメキシコ北部シウダーフアレスで10日早朝、
ホセ・レイエス・フェリス市長あてに脅迫状とともに切断されたブタの頭が送られてきた。
脅迫状には、「お前の命はあと2週間」などと書かれていた。
レイエス市長は同日、記者会見を開き、厳重な警備態勢を敷くことを発表した。
脅迫状が見つかったのは10日午前4時ごろ。ブタの頭は毛布に包まれていた。
また、同日午後には31歳の警官が狙撃を受け、即死する事件があった。
狙撃の約2時間後、米テキサス州エルパソとの国境沿いで
「警官を殺す」と書かれた脅迫状が見つかった。
警官を狙った脅迫状には、「これはフアレス・カルテルからの忠告だ。
カルテルに協力しない警官は殺されることになるだろう」などと書かれていた。
シウダーフアレスでは麻薬カルテル間の抗争が激化するのに加え、
これを摘発しようとする当局とも激しい闘いとなっている。
ソース:CNN.co.jp
http://cnn.co.jp/world/CNN201003110012.html