国の「就職安定資金融資制度」を悪用し、現金をだまし取ったとして、
県警組織犯罪対策課と足利署は10日、詐欺の疑いで、男女4人を逮捕したと発表した。
逮捕されたのは、
神奈川県葉山町、無職、原田雅昭(61)
▽東京都足立区、無職、戸星要一(50)
▽足利市鹿島町、不動産会社役員、木田芳夫(72)
▽同市助戸、人材派遣会社経営、渡辺美恵子(58)−の4容疑者。
県警によると、木田、渡辺容疑者は容疑を否認している。
県警の調べによると、戸星、木田、渡辺容疑者は昨年10月、
「離職・住居喪失証明書」や「入居予定住宅に関する状況通知書」を偽造し、
戸星容疑者が会社を解雇されたように装い、就職活動費など約110万円を
だまし取った疑いが持たれている。原田容疑者は同様に証明書を使い、
現金約125万円をだまし取った疑い。
同制度は、国の緊急雇用対策として平成20年12月に始まり、
解雇に伴って社員寮などを追われた非正規労働者に
住宅入居初期費用や生活・就職活動費を貸し付ける制度。
ソース:MSN産経ニュース 2010.3.10 19:09
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tochigi/100310/tcg1003101910008-n1.htm