マクドナルドを追走するモスバーガーは、実は純国産のハンバーガーであることをご存じだろうか?
1972年、証券会社につとめていた創業者の故櫻田慧氏を中心として設立されたのが
モスフードサービスである。今では、国内店舗数が1300を越えるまでに成長した。
マクドナルドと比較すると、モスの方が値段が高めであるとよくいわれる。また、ファストフードと
いいながら、モスは注文を受けてからひとつひとつ調理を始めるので、提供されるまで時間が
かかる。そのかわり、「味」へのこだわりを全面的に押し出す戦略で、「匠味」など値段は張るが、
おいしさのイメージを消費者に強く訴求してきた。
そんな、味へのこだわりを体現するモスのお店が、ただ1店東京の牛込神楽坂にある。
『モスバーガークラシック神楽坂店』だ。ここは、「HAMBURGER×MUSIC×KAGURAZAKA」を
コンセプトに、「大人のためのモスバーガー」を具現化したところだ。メニューを見ても、
「アボカドバーガー(950円)」「神楽坂バーガーわさび(1080円)」「エビとアボカドのサンド(950円)」など、
他では見られないメニューが並んでいる。
ちなみに、すべてのハンバーガーとサンドイッチにポテトがついており、
ハンバーガーのパテは、料金はプラスされるがダブルも選べる。
アルコールも、ビールやワインはもちろん「スクリュードライバー(550円)」「モスコミュール(同)」などの
カクテルも豊富に用意されている。もはやこれはモスではない世界だ。
『モスバーガークラシック神楽坂店』のある牛込神楽坂周辺は、かつてモスフードサービスの
本社があったエリアだ。したがって、この周辺には、モスの実験店と呼べるような先進的な店や、
新規事業のフード店舗などが散見された。『モスバーガークラシック神楽坂店』もそういう意味合いが
あるのかもしれない。今はモス本社は品川区に移動している。
今後、モスが大人向けのお店を品川近辺に出すのだろうか?
モスファンには気になるところかもしれない。
ソース(livedoorニュース):
http://news.livedoor.com/article/detail/4610939/ 高けぇ....