約50万円分の有料道路回数券を着服したとして、
業務上横領罪に問われた元千葉県環境政策課副主幹高橋義詔被告(47)の
判決公判が10日、千葉地裁であり、江見健一裁判官は
「県の財政管理などに著しい疑念を生じさせた」として、
懲役1年6月、執行猶予5年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
裁判官は、県で備品や消耗品を架空発注して納入業者にプールした金を
職員が使う行為が横行する中で、被告が小遣いなどに充てるため同様の行為をしていたと指摘。
「日常的なルーズな資金の取り扱いが高じて公の財産を着服した」と非難した。
判決によると、高橋被告は管財課管理調査室の主査だった2005年8月17日ごろ、
同課で保管していた有料道路回数券65冊を着服した。
ソース:時事通信 (2010/02/10-17:01)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date1&k=2010021000831