【山梨】裁判の証人が偽証容疑で逮捕

去年１月、甲府市の元暴力団員の男が長野県の会社員の顔を殴るなどして
死亡させたとして、傷害致死の罪に問われている２審の裁判で、
目撃者として出廷した４７歳の飲食業の男が「被告と話をしたことはない」
などとうその証言をしたとして警察は２８日、偽証の疑いでこの男を逮捕しました。

逮捕されたのは、甲府市徳行の飲食業山口廣樹容疑者（４７）です。

警察の調べによりますと山口容疑者は去年１月甲府市の２１歳の元暴力団員の
男が長野県の会社員の顔を殴るなどして死亡させたとして傷害致死の罪に
問われている事件で、去年１１月、東京高等裁判所で開かれた裁判に
弁護側の証人として出廷しました。

この際に山口容疑者は、本当は男と面識があるにもかかわらず、法廷で、
「被告とは話したこともない」とうその証言をした疑いが持たれています。

警察が山口容疑者が証人として出廷する前に調べたところ、
電話の通話記録などから男と知り合いだったことがわかったということで、
警察の調べに対し、山口容疑者は容疑を認めているということです。

山口容疑者は元暴力団員で男と知り合いだったということで警察は、
山口容疑者が有利な目撃証言をするために第三者を装った可能性があるとみて調べています。

この裁判では２審の判決で１審を支持する判決が出され、男は上告していましたが、
今月１８日に取り下げられたため、すでに男の懲役９年の実刑判決が確定しています。

ソース：NHK山梨のニュース　2010年1月28日 18時57分更新
http://www.nhk.or.jp/kofu/lnews/02.html

なんというトラップｗ

孔明の罠