10市町村、古い名簿で裁判員抽出…死者に通知も
先月、候補者名簿への登録通知が発送された来年の裁判員候補者を選び出す作業で、
10市町村が古い選挙人名簿を使って候補者を抽出していたことがわかった。
最高裁のコールセンターに「すでに死亡しているのに通知書類が届いた」などの苦情があり、判明した。
最高裁の調べでは、古い名簿を使っていたのは、青森県八戸市、新潟県長岡市、群馬県昭和村、
愛知県小牧市、同岡崎市、三重県大紀町、香川県東かがわ市、高知県須崎市、同大豊町、同大月町。
裁判員候補者は各市町村の選挙管理委員会が選挙人名簿から抽選し、これを基に候補者名簿を作成する。
選挙人名簿は公職選挙法の規定で3か月に一度更新することになっているが、10市町村は
昨年9月〜今年3月の名簿を使用していた。
(2009年12月2日21時46分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091202-OYT1T01162.htm