民主党の稲富修二衆院議員(福岡2区)の政治資金管理団体が昨年、
稲富氏個人の社会奉仕団体会費15万4000円を支払っていたことが分かった。
稲富氏は「法的に問題はないが、私的に使用していると誤解を受ける恐れがある」
として、28日、県選管に提出した政治資金収支報告書を訂正した。
稲富氏によると、選挙に備え人脈を広げる目的で、福岡市内のライオンズクラブに昨年入会。
昨年5月と7月に年会費を支払う際、政治資金管理団体の政治活動費(渉外費)名目で支出した。
しかし、外部から「個人で支払うべき費用を後援会(政治資金管理団体)が肩代わりするのは
おかしい」との指摘を受け、会費分を政治資金管理団体に返し、報告書も訂正した。
今年の会費は自費で納めた。
稲富氏は「政治資金の使途について疑念を持たれないよう気を付けたい」
と話している。稲富氏は8月の衆院選で初当選した。
〔福岡都市圏版〕
ソース:毎日新聞 2009年11月1日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20091101ddlk40010220000c.html