携帯電話と脳腫瘍の関連 「業界団体の支援によるものは厳密さが低い研究」

このエントリーをはてなブックマークに追加
1仮眠しても寝不足φ ★
◆携帯電話と脳腫瘍の関連が示される

携帯電話と脳腫瘍の関係に焦点を当てた最新の研究から、両者の間に
弱い関連が認められることが明らかにされ、医学誌「Journal of Clinical Oncology
(臨床腫瘍学)」オンライン版に10月13日掲載された。

今回の研究は、既存の研究をレビューしたもの。

米カリフォルニア大学バークレー校のJoel Moskowitz氏および韓国の研究員らが
「mobile phones(携帯電話)」「cellular phones(セルラー電話)」「cordless phones(無線電話)」、
および「tumors(腫瘍)」「cancer(癌/がん)」のキーワードで医療データベースを検索。
最終的に計3万7,916人を対象とする23件の症例対照研究について分析した。

その結果、全体では携帯電話と脳腫瘍との間には良性、悪性ともに
関連はみられなかったが、

より厳密な方法を採用した研究(ほとんどはスウェーデンの同一研究チームに
より実施されたもの)では有害な影響が報告されていたのに対し、

厳密さが低い研究(多くは業界団体の支援によるもの)では保護効果があるとの
結果が出ていることが判明。

厳密な方法で実施された研究では、10年以上の携帯電話の使用により
脳腫瘍の発症リスクが18%増大するほか、一部の研究では携帯電話を
使用する側の脳に腫瘍が発生する比率が高いことも示された。

米国癌協会(ACS)によると、米国では毎年成人2万1,000人、小児3,800人が
脳腫瘍または脊髄腫瘍と診断されているという。Moskowitz氏は、携帯電話を
ポケットに入れて持ち運ぶと生殖器など身体の他の部位にも害をもたらす可能性も
あると考えており、携帯電話使用者の多さや小児への影響を考えると、
さらに長期的な研究を含めた多くの研究を実施する必要があると述べている。

一方、セルラー通信工業会(CTIA-The Wireless Association)など業界の一部は
今回の結果に異議を唱えており、無線機器は無害であると結論した研究が圧倒的に多く、
ACSや米国立癌研究所(NCI)、世界保健機関(WHO)、米国食品医薬品局(FDA)などの
各保健機関も、無線機器は公衆衛生上のリスクとはならないという見解で
一致していると主張している。

HealthDay News 2009年10月13日
http://health.nikkei.co.jp/hsn/hl.cfm?i=20091022hk000hk

スレ立て依頼より
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1255497750/165
2オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2009/11/01(日) 19:21:54 0
新聞・テレビの世論調査も厳密さが低い
3オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
地球温暖化の要因議論と同じだなw