県内初の裁判員裁判 判決
今月26日から始まった強盗致傷事件を審理する県内初の裁判員裁判の判決が29日、
大津地裁で言い渡されました。この裁判は去年6月、豊郷町のパチンコ店に強盗目的で押し入り、
清掃作業員の男性にケガを負わせたとして外国人の5人の男らが強盗致傷の罪に
問われているものです。
このうち、2人のブラジル人の被告に対する公判が県内で初めての裁判員裁判として
今月26日から始まり、注目の判決公判は、3日目の29日午後4時半から開かれました。
判決で大津地裁の坪井祐子裁判長は「両被告は反省の態度が見られるが、
犯行は組織的で周到な凶悪犯罪」だとして、検察側が懲役7年を求刑、
弁護側が懲役4年が妥当としていたブラジル国籍のデ・オリベイラ・カチボ・オトニエル被告26歳
に対して懲役5年を言い渡しました。また検察側が懲役6年を求刑、弁護側が執行猶予付きの
判決を求めていた同じくブラジル国籍のホベルト・ヒデオ・タナカ被告26歳には懲役3年が言い渡されました。
今回の裁判員裁判を終えて、大津地方検察庁の白髭博文次席検事は
「市民感情が反映された適正な判決だったと思います」と話ました。
また今回の裁判員裁判の裁判長だった坪井祐子裁判長は
「裁判員の皆さんには、熱心かつ真剣に審理、評議に参加して頂き、充実した裁判になったと思う。
改めて刑事裁判が多くの人の支えによって成り立っていることを実感した」とコメントを発表しています。
ソース:BBCびわ湖放送 2009年10月29日の記事
http://www.bbc-tv.co.jp/houdou/news/news_week_detile.php?no=15317 複数被告初審理、いずれも実刑=ブラジル人強盗事件、裁判員裁判−大津
複数の被告を同時に審理した初の裁判員裁判の判決で、大津地裁(坪井祐子裁判長)は29日、
強盗致傷罪に問われたブラジル国籍デ・オリベイラ・カチボ・オトニエル被告(26)に懲役5年
(求刑懲役7年)、ホベルト・ヒデオ・タナカ被告(26)に懲役3年(求刑懲役6年)の実刑を言い渡した。
裁判員を務めた男女5人が判決後に記者会見した。襲撃時の状況で両被告の公判供述が
食い違った点について、50歳代の男性は「そう大きい問題ではないと思った」と述べた。
また、共謀したとされる被告が他にも起訴されており、
「できるなら全員一緒の方が全体像として見えてくると感じた」と話した。
判決は、両被告が7月にそれぞれ別の事件で有罪判決を受け、いずれも確定しており、
今回の事件と併せ服役する見通しであるとして、2人の刑を減軽した。
ソース:時事通信 (2009/10/29-21:27)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date1&k=2009102900995 関連スレ
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