【普天間】鳩山内閣、普天間めぐり迷走=首相、防衛相発言を否定【迷走】

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546オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
金口木舌  

鳩山由紀夫首相が唱える「友愛政治」とは一体、何だったのだろうか。米軍普天間飛行場の移設問題で「最低でも県外」を訴えて政権を
奪取した民主党は「県内移設やむなし」へ傾いている
▼文化面の「落ち穂」欄で崔真碩(チェジンソク)さん(訳者/役者)が、米軍基地の「県外」ならぬ「圏外」移設を訴えている(2月5日付)。
移設問題を日本の都道府県単位で考えるのではなく、東アジアまで思考を広げ、東アジア圏の外、つまりアメリカへお引き取り願おうと主張する
▼根底にあるのは「東アジア冷戦の遺物」である米軍基地を移設するのは、東西冷戦が終わった今「歴史的必然」という考えだ。
崔さんは理想論だとことわっているが、傾聴に値する
▼ところで、鳩山首相周辺では、県内移設に反対する県民の強い声を踏まえ、鹿児島県の徳之島が移設先の一つとして検討されている
▼この案は一見、県外移設にみえる。しかし、徳之島はかつて琉球王国の勢力が及んだ地域。つまり、琉球「圏内」への移設にすぎない。
永田町の政治家、霞が関の官僚たちにとって、事件事故や騒音被害にさらされなくてすむ遠い場所だ
▼政治は結果責任が問われる。鳩山政権が県内移設を選択するのであれば、直ちに国会を解散してもう一度、民意を確かめるべきだろう。
沖縄は「友愛政治」の及ばない「圏外」ではないはずだ。