さよならフロッピーディスク

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■データ大容量化、ウェブで保存

パソコンのデータを保存する記録メディアとして、かつて一世を風靡(ふうび)したフロッピーディスク(FD)や
光磁気ディスク(MO)の販売から撤退するメーカーが相次いでいる。データの大容量化を背景に、
ネット上でデータを保管するサービスや半導体メモリーの普及が決定打となった格好だが、
一方でなじみ深いFDの“引退”を惜しむ声もあがっている。

「データの大容量化が進んだことによる時代の潮流」。記録メディアの業界団体「日本記録メディア工業会」の
宮田一郎事務局部長はFDやMOの退潮の理由をこう語った。大容量のデータを保存できるUSBなどの半導体
メモリーやパソコンのハードディスクの大容量化に押され、「時代の役目を終えつつある」というわけだ。

同工業会の調査では、FDの国内需要は平成7年の5億枚をピークに減少。19年は前年比36%マイナスの
3千万枚に。3・5型MOの国内需要も同比35%マイナスの520万枚だった。

需要減を受け、日立マクセルは9月末でMO販売から撤退。今年3月末にFD販売を終えた三菱化学メディアも、
12月末にMOの販売をやめる。ソニーはFDの販売は継続するものの、FD駆動装置の販売を今年度中にも終了する予定。

(中略)

■需要はまだある

ただ、宮田事務局部長は「FDもMOも世界的な需要はまだある。業界の使命として、生産の安易な
『クローズ』はないだろう」とも話す。実際、長年親しんだFDに愛着を持つユーザーは少なくない。

「ちょっとしたデータを他人に渡すときに便利」と話すのは、東京都内の研究者の男性(35)。
同じく都内に住む主婦(30)も「親がFDを使っていて、孫の写真などを渡すとき重宝する。コスト面でも気軽」と
FDへの思いを話した。

ソース:MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/science/science/091022/scn0910220752000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/science/science/091022/scn0910220752000-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/science/science/091022/scn0910220752000-n3.htm
http://sankei.jp.msn.com/photos/science/science/091022/scn0910220752000-p1.jpg