ことし5月、那須塩原市の住宅に忍び込み金を盗んだとして逮捕・起訴された男が、
これまでの警察の調べでおよそ250件の空き巣を繰り返し被害総額はおよそ
1900万円に上ることがわかりました。
警察によりますと、那須塩原市埼玉の建設作業員吉田宗則被告(42歳)は、
ことし5月、那須塩原市の住宅に窓ガラスを壊して侵入し、
現金およそ2000円を盗んだとして逮捕されすでに起訴されています。
警察のこれまでの調べで、吉田被告は7年前から逮捕されるまでの間に、
栃木県北部の那須塩原市や大田原市などの住宅におよそ250回忍び込み、
現金など1900万円近くを盗んでいたことがわかりました。
警察によりますと、犯行の手口はドライバーやバールなどで
住宅のガラスを壊すなどして、土足で侵入していたということです。
現場に残された足跡から警察では、
同一人物の犯行の疑いが強いとみて捜査を進めていました。
警察の調べに対して、吉田被告は、「遊ぶ金が欲しかった。
仕事がなく、生活費が必要だった」と供述しているということです。
吉田被告は、このほかにもおよそ100件の犯行を
認めているということで警察で捜査しています。
ソース:NHK栃木のニュース 2009年8月28日 19時18分更新
http://www.nhk.or.jp/utsunomiya/lnews/04.html