寒河江市の臨時職員が酒を飲んで車を運転していたとして、
酒気帯びと無免許運転の疑いで30日未明、逮捕されました。
この臨時職員は11年前に免許取り消しとなってから無免許だったということです。
逮捕されたのは寒河江市清助新田に住む寒河江市の臨時職員、
鈴木剛容疑者(37)で、29日午後11時40分ごろ寒河江市の
市道を無免許の上、酒気帯びで車を運転した疑いが持たれています。
警察によりますと、パトロール中の警察官が一時停止の標識を
無視して走った軽乗用車を発見し、運転をしていた鈴木容疑者
に職務質問をしたところ、無免許であることが分かり、
吐く息から基準値を超えるアルコールも検知されたため、30日午前0時すぎ逮捕しました。
鈴木容疑者は容疑を認めていて「自宅で酒を飲んだあと車で友達を
迎えに行き、いっしょに帰る途中だった」と話しているということです。
警察によりますと、鈴木容疑者は平成10年に免許取り消しとなり、
それ以来、無免許だったということです。
鈴木容疑者は緊急雇用経済対策の一環で、5月から今月末までの3か月間の
契約で寒河江市に臨時で雇用され、道路の補修作業などをしていたということです。
寒河江市によりますと、車に同乗していた友だちは、市の男性の臨時職員だということで、
警察ではこの男性からも事情を聞き酒を飲んで運転した経緯などについて詳しく調べています。
また寒河江市では公務で、臨時職員には運転はさせていなかったということです。
寒河江市の佐藤洋樹市長は記者会見し「臨時職員がこのような事件を起こしたことは
誠に残念で、市民の皆様には深くお詫び申し上げます」と陳謝しました。
ソース:NHK山形のニュース 2009年7月30日 19時48分更新
http://www.nhk.or.jp/yamagata/lnews/01.html