札幌市の「さっぽろテレビ塔」を運営する北海道観光事業は28日、
同社旅行本部で営業を担当していた社員ら4人が約14年にわたり、
取引先から集金した計約7900万円を着服していたと発表した。
同社をめぐっては、4月にも旅行本部の男性社員による2800万円の着服
が発覚したばかり。同社は調査過程で4人の着服が判明したと説明した。
5人とも着服の事実を認めており、同社は刑事告訴する方針。
同社によると、営業担当の42歳と39歳の男性社員が平成7年ごろから着服を始め、
30代の部下2人も関与させて、今年6月まで続けた。着服した金は、
バスやホテルの確保で便宜を図ってもらう目的で、取引先の接待に使っていたという。
同社の筆頭株主である札幌市は「市民の貴重な税金を投入している団体で、
このような事件が起きたことは誠に遺憾」とのコメントを出した。
ソース:MSN産経ニュース 2009.7.28 23:22
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090728/crm0907282322034-n1.htm