ことし1月、京都市などの3軒のセルフ式のガソリンスタンドで
精算機をこじ開けて現金を盗んだとして無職の男4人が逮捕されました。
大阪や兵庫では同じ手口の事件が30件余り相次いでいて、
警察は4人がかかわっていたとみて調べています。
逮捕されたのは、長友一英容疑者(40)や小林和成容疑者(34)ら、
いずれも無職で、大阪市や伊丹市に住む31歳から40歳の男4人です。
警察の調べによりますと4人は、ことし1月京都市と亀岡市にある3軒の
セルフ式ガソリンスタンドで、精算機をバールでこじ開けて現金あわせて
およそ30万円を盗んだ窃盗の疑いがもたれています。
警察によりますと4人は調べに対し「盗んだ金はギャンブルなどに使った。
ほかにもやった」などと容疑を認めているということです。
大阪や兵庫、京都、奈良では去年12月とことし1月、セルフ式のガソリンスタンド
から現金が奪われる事件が32件相次ぎ、被害は220万円余りに上っています。
いずれも工具で精算機が壊される手口でこのうち数件で複数の男が車で
乗りつける様子が防犯カメラに映っていて、長友容疑者らが使っていたと
みられる車と似ているということです。警察は4人がほかの事件にもかかわって
いたとみて調べています。
ソース:NHK関西のニュース 2009年6月24日 20時33分更新
http://www.nhk.or.jp/osaka/lnews/07.html