ことし1月、湯沢市の職員が酒気帯び運転の疑いで警察に検挙され、
市はこの職員を懲戒免職としました。
懲戒免職になったのは湯沢市が運営する養護老人ホームに
勤めていた41歳の男性主査です。
この男性主査はことし1月、横手市内の飲食店で焼酎の水割りを8杯ほど
飲んだ後、車を運転して湯沢市内の自宅に帰る途中に酒気帯び運転の疑いで
警察に検挙されていました。この男性主査は市に報告せずに勤務を続け、
ことし3月下旬になって依願退職を申し出たため市が事情を聞いたところ、
初めて検挙の事実を報告したということです。
湯沢市では「事案は重大だ」として28日付けでこの男性主査を懲戒免職としました。
県内の自治体では懲戒免職の場合には氏名の公表を規定している所もありますが、
湯沢市は「本人の今後を考慮して氏名は公表しない」と話しています。
また、管理監督責任を怠ったとして当時の上司ら2人を戒告や訓告の処分にしました。
湯沢市の齊藤光喜市長は「市民の皆さまに心よりおわび申し上げます。
再発防止と信頼の回復に全力を挙げて取り組んで参ります」という談話を出しました。
ソース:NHK秋田のニュース 2009年5月29日 18時24分更新
http://www.nhk.or.jp/akita/lnews/05.html