3月15日、武雄市にある消防本部の消防士が酒を飲んで
乗用車を運転して白石町で住宅のブロック塀に衝突して
逃げたとして白石警察署は酒気帯び運転と当て逃げの疑いで
書類送検する方針を固めました。
この消防士は、武雄市にある杵藤地区広域消防本部の27歳の男性の消防士です。
白石警察署によりますと、この消防士は3月15日未明、
鹿島市で行われた職場の送別会で酒を飲み、
乗用車を運転して帰宅する途中、白石町横手の町道で
住宅の植え込みのブロック塀に衝突しました。
消防士はそのまま車を運転して逃げ、自宅に帰った後、
父親とともに現場に戻ってきて事故を起こしたことを認めたということです。
消防士からは基準を超えるアルコールが検出されました。
白石警察署は酒気帯び運転と当て逃げの疑いで
近く消防士の書類を鹿島区検察庁に送る方針を固めました。
杵藤地区消防本部総務課の北川泰則課長は
「住民の信頼を損なう飲酒事故を起こし、弁解の余地もない。
改めて職員1人1人に自覚を促し、倫理の向上に努めたい」と話しています。
ソース:NHK佐賀のニュース 2009年4月2日 19時30分更新
http://www.nhk.or.jp/saga/lnews/07.html