カーナビ窃盗容疑318件 須磨署が男追送検へ
駐車中の車からカーナビゲーションを盗んだとして逮捕、起訴された
神戸市須磨区、無職三浦剛祐被告(32)が二〇〇三年一月から
〇八年十月にかけて同市内で車上狙いを重ねていた疑いの強いことが、
須磨署への取材で分かった。同署は被害を裏付けた約八百五十件
(総額約九千三百万円)のうち、三百十八件(同四千七百万円)
について十九日にも窃盗容疑で追送検する。
追送検の容疑は、〇八年十月、同市北区の駐車場の車からカーナビ
(四万円相当)を盗むなどした疑い。三浦被告はこれまでに七件の
窃盗罪で起訴され公判中。
須磨署によると、三浦被告は自宅のある同市須磨区のほか、土地勘のある北区や
垂水区で、車の鍵穴をドライバーで壊すなどしてカーナビ盗を重ねていたという。
同署員が、盗品のインターネットオークションへの出品を確認したところ、
親族の名前で百点以上も出品していたことが分かった。競り落としたところ、
盗品の保証番号と一致したという。三浦被告は調べに対し
「車の雑誌で中古カーナビの広告を見て高く売れると思った」と供述、
オークションで得た現金は遊興費などに使ったという。
ソース:神戸新聞 (3/19 09:16)
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0001763227.shtml