兵庫県知事の登録を受けずに貸金業を営み、法定よりも高い利息で
金を貸したとして、兵庫県警生活経済課と須磨署は十日、貸金業法違反
(無登録)と出資法違反(超高金利の受領)の疑いで、神戸市兵庫区門口町、
派遣社員(50)を逮捕した。
同容疑者の銀行口座には一九九八年以降、延べ約百九十から
総額約八千六百万円が振り込まれているといい、同課などはこの間、
無登録営業を続けていたとみて経営実態の把握を進める。
逮捕容疑は二〇〇七年十二-〇八年二月、無登録で貸金業を営み、
神戸市内の女性(52)ら二人に現金八万円を貸し付けたほか、
その際に法定金利より約八千円を超える利息一万二千円を受け取った疑い。
同容疑者は容疑を認めているという。
同課の調べでは、同容疑者は自宅で金融業を営み、神戸市内を中心に
「十日で一割の金利」とうたい、口コミで顧客を集めていたという。
ソース:神戸新聞 (3/10 14:53)
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0001746190.shtml