世界的建築家・伊東氏設計の巨大ワイングラス破損 イタリア、設置から2カ月
世界的な建築家、伊東豊雄氏が設計し、イタリア中部ペスカラ市に
設置されたワイングラスをかたどった記念碑「巨大なワイングラス」
(高さ5メートル、幅2メートル)が、設置から2カ月余りで自然に破損し、
市民らを当惑させている。同市が明らかにした。
記念碑は同市の近代化の象徴としてダルフォンソ前市長らが計画。
伊東氏に設計依頼し、昨年12月14日に市中心部の広場に設置された。
しかし、今月16日、突然大きな音とともに、アクリル樹脂製の記念碑の
中央部のほか、上から下にかけて直線状の大きな亀裂が入った。
記念碑の土台の周りにたたえられた水が凍結し破損に結び付いた
可能性があり、修復できなければ交換するという。
ANSA通信によると制作費は110万ユーロ(約1億3000万円)。
※元記事:
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090223/erp0902232319007-n1.htm 産経新聞(共同通信) 平成21年02月23日