>>452 西松事件で検察批判の民主報告書 「捜査に疑念」と有識者会議
西松建設の巨額献金事件に関する民主党の有識者会議は10日、小沢一郎前代表の公設秘書を起訴した東京地検の
捜査について「そもそも(政治資金規正法)違反が成立するか否か、疑念がある」と強く批判した報告書を岡田克也
幹事長に提出した。
会議は事件を受けて設置され、飯尾潤政策研究大学院大教授を座長に小沢氏らからの聴取も実施。聴取に小沢氏が
「検察の権力行使をチェックする仕組みを作ることが重要だ」と述べたことも明らかにした。
報告書は検察側に対し「多くの疑念」と指摘。「野党第1党の党首を辞任に追い込んだ重大な政治的影響に関して
説明責任がある」と強調した。
小沢氏に批判的なトーンが強かった報道に関しても「検察情報に依存したとみられる報道が少なくなかった。背景には、
記者クラブに象徴される当局と報道機関との不透明な関係があるとみられる」と批判を展開した。
報告書を受け、岡田氏は記者団に「内容を精査し、党の対応に問題がなかったか検討する。正すべきは正していく」と
述べた。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009061001000750.html