由利本荘市の元嘱託職員の男が、税金およそ130万円を
着服したとして、業務上横領の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、由利本荘市の元嘱託職員・佐藤明彦容疑者(55歳)です。
警察によりますと、佐藤元職員は、由利本荘市で納税相談員として
勤務していた去年3月までの3年間にわたり、市内の男性2人から
集めた市民税あわせて131万円を着服したとして業務上横領の
疑いがもたれています。
警察の取り調べに対し、佐藤元職員は容疑を認め
「着服した金は借金の返済などに使った」と供述しているということです。
由利本荘市の調査では、佐藤元職員が着服した税金は
およそ500万円とされており、警察が引き続き捜査を進めています。
元嘱託職員の逮捕について由利本荘市は「納税者である市民の
方々にご迷惑をかけ申し訳ありませんでした。あとは司法の判断を
待ちたいと思います」と話しています。
この問題で由利本荘市は佐藤元職員の当時の上司など
あわせて10人を懲戒処分にしています。
ソース:NHK秋田のニュース 2009年1月27日 20時49分更新
http://www.nhk.or.jp/akita/lnews/05.html