漏洩調書引用の本について「この本を出すべきではなかった」 週刊現代前編集長が証人尋問出廷…調書漏洩事件公判

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1丁稚ですがφ ★
奈良県田原本町の母子3人放火殺人事件を巡る供述調書漏えい事件で、秘密漏示罪に問われた
精神科医、崎浜盛三被告(51)の第6回公判が27日、奈良地裁(石川恭司裁判長)であった。
講談社学芸局次長の加藤晴之さん(53)=前「週刊現代」編集長=の証人尋問があり、
調書の直接引用について「公共性が図られていないという認識だった。(本を)出すべきではなかった」
などと語った。出版元の幹部が自社の刊行物を批判する異例の展開で、当時の講談社の
甘い編集、チェック体制が改めて浮き彫りになった。

講談社は07年5月、殺人などの非行内容で中等少年院送致となった長男(18)の供述調書を
引用した単行本「僕はパパを殺すことに決めた」を出版。昨年4月に出た
講談社の第三者調査委員会報告書によると、加藤さんは社内でただ一人公然と出版に異を唱えた。
この日は崎浜被告が出版に関与していないことを立証するため、弁護側が証人申請した。

出版について加藤さんは「結果として崎浜さんに迷惑を掛けた」と述べ、公権力の介入を招く恐れを
感じたかについては「抱きました。どうなるか分からなかったが、介入を招く危惧(きぐ)はあった」と答えた。

 ◇「公権力の介入許し申し訳ない」

単行本出版当時、加藤さんは「週刊現代」の編集長。講談社の第三者調査委員会報告書によると、
加藤さんは単行本の編集者から「週刊現代で宣伝風記事をやってほしい」と頼まれてゲラを読み、
「この本は出すべきじゃない。人権意識もない」と担当部長に怒ったという。調査委は加藤さんの指摘を
「ほとんど唯一の激しい警告音」と表現した。

この日の公判でも、はっきりとした口調で調書の直接引用に反対した経緯を説明。崎浜被告が
起訴されたことについては、涙を浮かべ、言葉を詰まらせながら「すみません。すみません。
講談社の人間としてこのような事態を招き、公権力の介入を許し、崎浜さんに大変迷惑をかけて
申し訳ありません。一社員として二度とこういうことがないよう、反省しています」と謝罪した。
前回公判で著者の草薙厚子さん(44)は情報源を崎浜被告と明かしたが、加藤さんは
自身のスタンスを聞かれ「情報源の秘匿は命に代えてでも守るべきもの」と断言した。

講談社が08年4月に出した見解によると、刊行前に法務部のチェックを受けるのが社内の通例。
ところがこの時は、出版部が内容変更を避けたい気持ちに引きずられ、刊行直前までチェックを
受けなかった。捜査の可能性を指摘した顧問弁護士とも協議しないままで、同社は
「意欲や自由な発想を重んじる社内の風土が、チェック機能という点においては
大きな問題をはらむものだった」としている。

ソース:毎日jp
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090127k0000e040038000c.html
2オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2009/01/27(火) 14:04:56 0
現代最終号の返品率を教えてw
3オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2009/01/27(火) 14:05:39 0
結局、皆草薙厚子にいい様に踊らされただけ
自己顕示欲が強すぎる女と仕事するとろくなことない
4オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2009/01/27(火) 14:07:24 O
情報源の秘匿も何もあったもんじゃない最低の裁判だ。
二度とジャーナリストは名乗るな
5オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2009/01/27(火) 14:22:09 0
>自己顕示欲が強すぎる女と仕事するとろくなことない

正解。
6オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2009/01/27(火) 14:36:25 0
「公権力の介入」って、そんなにイヤなのか現代は
7オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2009/01/27(火) 14:54:19 0
>>6
おれらが警察見ても反応しないけど
DQNが警察拒否反応見せるのと一緒だろw
8オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
>>6
検閲(憲法で禁止されてる)を連想して出版人はそういう言い方する