武田信玄をしのぶ「信玄公祭り」で甲府市の元職員が祭りの費用
およそ80万円あまりを着服していたとして業務上横領の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは甲府市里吉の甲府市観光開発課の元主任で、
塗装工の高野浩治容疑者(35)です。
警察の調べによりますと高野元主任は、甲府市で毎年春に開かれる
「信玄公祭り」の費用84万円を去年7月、銀行口座から引き出し
着服したとして業務上横領の疑いが持たれています。
高野元主任は当時、「信玄公祭り」の実行委員会の事務局で会計を担当していて、
祭りの費用が入った銀行口座の通帳と印鑑を1人で管理していたということです。
甲府市では去年12月に「祭り」の業者から、費用が支払われていない
という指摘を受け調査を行った結果、高野元主任が着服していたことが
分かり、ことし2月に告発していました。
高野元主任は容疑を認めていて、「着服した金は借金の
返済や飲食代にあてた」などと供述しているということです。
高野元主任は事件を受けて去年12月に懲戒免職に
なっていて着服した費用は全額返済済みだということです。
警察では高野元主任が10回以上にわたってあわせて280万円
あまりを着服していたとみて、容疑の裏づけを進めていく方針です。
ソース:NHK山梨のニュース 2008年11月12日 23時19分更新
http://www.nhk.or.jp/kofu/lnews/01.html