「死ぬほどつらい」
保釈後、実家で両親と一緒に暮らす被告は、母親にそう漏らしたという。
児童ポルノを販売目的で所持していたとして、児童ポルノ禁止法違反などの罪に問われた男性被告(38)
の初公判が30日、東京地裁で開かれた。
黒いスーツに、濃紺のネクタイを絞め、法廷に現れた被告は、緊張した様子で、顔を紅潮させながら、何度
も大きなため息をついていた。
検察側の冒頭陳述などによると、結婚式場に飾る花の制作をしていた被告は、孤独な転勤先の長野県で、
時間をもてあまし、次第にネットオークションにはまっていったという。
「オークションで、商品の値段がつり上がっていくのがおもしろい」と感じた被告は今年1月、以前から
集めていた児童ポルノの写真集をネットオークションに出品。6月には、児童ポルノの動画DVDの販売に
までエスカレートし、8カ月で約100万円売り上げたという。罪状認否で、被告は全面的に罪を認めた。
情状証人として呼ばれたのは、被告の母親だった。母親が証言台に立つと、被告は今にも泣き出しそうな
表情を見せた。母親は裁判官に向かって深々と頭を下げた後、ゆっくりといすに腰をかけた。握りしめてい
るのは老眼鏡だろうか。
弁護人「今、息子さんはどのような生活をしていますか?」
母親「一緒に暮らしています。だいぶ落ち着いてきています」
弁護人「今回のこと、どう思ってますか?」
母親「最初は『こんなことして』と思いました。あまり連絡もせず、会わなかったことが、原因だったと思います。
その反省を踏まえて、本人の意思を尊重して、助けられるところは助けていきたいです」
自分のために証言する母親に、被告が目を向けることはなかった。手を組んだまま、うつむく被告。被告人質問が始まった。
弁護人「ネットオークションを始めた理由は?」
被告「自分が持っていた物を、処分してみようかなという気持ちでした」
弁護人「やり始めた時期が、長野に転勤になったときと重なってますよね?」
被告「1人の時間が多く、オークションの楽しさにはまっていきました」
弁護人「売り上げはどれくらいあったの?」
被告「100万円くらいありました」
弁護人「こんなことをして、両親にはどういう気持ち?」
重苦しい空気が法廷に流れ、すべての視線が被告に集まった。沈黙を破ったのは、被告の涙声だった。
被告「両親には経験しなくてもいいような苦労を経験させてしまって、本当に申し訳ないと思っています。
それでも、フォローしてくれていることに、本当に感謝しています」
両親への謝罪と感謝を述べる息子の言葉に、それまで気丈に振る舞っていた母親も涙を流し始めた。
その後の検察官の追及は厳しかった。もともと被告自身が所持していた児童ポルノを、オークションに出品していたため、
被告が女児を性の対象としてみているのではないかという点に質問が集中した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/081031/trl0810311202008-n1.htm
検察官「自分の選んだ作品が、高値で売れると楽しいということ?」
被告「はい」
検察官「あなた、動画に何歳の女の子が出ていたか、知ってますか?」
被告「はい」
検察官「6歳から13歳の女の子の裸ですよね?」
被告「はい」
検察官「あえて聞くけど、あなた、昔から興味があったんでしょう?」
被告「ゼロではないけど、性的対象としては違います」
検察官「性癖があるんじゃないんですか?」
被告「そんなことはないです。誓います」
被告は、検察官の質問を頑なに否定した。黙ってやりとりを聞いていた裁判官が口を開いた。
裁判官「悪いってことは、分かってるでしょう?」
被告「はい」
裁判官「私はこんなの見たくないから、見ないけど…。日本の子もいるけど、タイの子とかもいるよね。
世界的に問題になってるでしょう?」
被告「はい」
裁判官「あなたがやったことが、どれくらい悪いことなのか、そこんとこを分かってもらいたい。
大きな問題なんですよ。二度としないと誓えますか?」
裁判官は、世界中で幼い児童を対象にした売買春や性犯罪が問題となっており、
被告の犯罪がその一端を担っていることを厳しく指摘した。
被告は、自分の犯した罪の重さをようやく実感したのか、消え入るような声で、短く「はい」とだけ答えた。
検察側は、懲役2年を求刑。判決は、11月12日に言い渡される。
3 :
オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2008/10/31(金) 16:57:35 0
収集はまだ法改正されてないからセーフ!!
4 :
オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2008/10/31(金) 16:58:11 0
で、買った奴は罰せられないの?
5 :
オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2008/10/31(金) 17:01:56 0
このまえ久しぶりに
子供をダシにした
7 :
ネッネッ:2008/10/31(金) 17:17:38 Q
変態画面さん、お帰りなさい。
裁判官「私はこんなの見たくないから、見ないけど…。」
おやおや・・・。
9 :
karon:2008/10/31(金) 17:31:06 0
子供を喰い物にしちゃいけないよ。
10 :
オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2008/10/31(金) 17:35:20 0
これはこの前アキバでプラカード掲げてた山元夜羽音に感想を聞いてみたいところw
11 :
オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2008/10/31(金) 17:59:35 0
>>8 確かにこのセリフは違和感。言う必要のないことだし
12 :
オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2008/10/31(金) 18:07:03 0
母親の前で真正ロリが発覚してしまうなんてことあるんだね。
「このようなもの」「こういうもの」と言わず「こんなの」と言ったところが非常に怪しいですね。
「こんなの」という言い回しは、より具体的な内容を知っているモノを指す場合に使う(使ってしまう)言葉ですから。
私にも経験があります。
少年ジャンプに連載されていた「ビデオガール」というHな漫画を見ているのではないかと母親に指摘され、
「あんなの見てないよ」と言ってしまったのです。
15 :
オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2008/10/31(金) 22:12:46 0
裁判官は「俺はロリじゃねえ!」とアピールしたかったんだろ。
17 :
オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2008/11/03(月) 20:00:34 0
19 :
オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:
・何故それを法として新規に作る必要があるのか?→曖昧。
・既存の法律で対処できないのか?→出来る。
・既存の法を侵害していないか?→表現の自由と内心の自由を侵害。むしろメディアを使って学ぶ機会をも奪っている。
・取り上げる全ての事象の根拠と証拠は?→無し
・それは具体的かつ科学的であるのか?→具体的かつ科学的でない。
・どこまでがその法の範囲となるのか?→無限大
・何が良くて何がだめなのかの具体的なガイドラインはどうなっているのか?→そういう物は無い。
・抽象的な表現は無いか?→全部が抽象的です。
・解釈が各個人によって大きく変わるような文章が入っていないか?→大きく変わりまくりです。
・その法律を行使する事が出来る存在にはどの程度の権限が与えられるのか?→権限無限大。
児童ポルノ法を作った後の危険性は十分認識できるが、
メリットはどこにも無い。