県立高校で事務を担当する県の職員が長野市の県立高校に
勤務していたことし3月、架空の工事を業者に発注した手続きを
とり県の口座から数十万円を引き出していたとして、警察は
11日朝から詐欺の疑いでこの職員に事情を聴いています。
容疑が固まり次第、逮捕する方針です。警察が事情を聴いているのは
県立高校で事務を担当する長野市篠ノ井の60歳の男性職員です。
警察の調べによりますとこの男性職員は長野市にある県立高校で
事務を担当していたことし3月、学校の設備に関する工事を業者へ
発注した手続きをとり県の口座から数十万円を引き出していたということです。
この金は長野市の業者の口座に振り込まれていますが、実際には
学校で工事は行われていなかったということです。
このため警察は工事の発注を装って県の口座から金を引き出した
詐欺の疑いがあるとしてこの職員に11日同行を求め事情を
聴いていて容疑が固まり次第詐欺の疑いで逮捕する方針です。
この職員がことし長野市の高校から転出した後、学校の調査で不明朗な
会計処理が行われていたことがわかり今月、警察に被害届けが出されていました。
ソース:NHKニュース信州 2008年9月11日 20時43分更新
http://www.nhk.or.jp/nagano/lnews/02.html