飲酒して夜間の税務調査、上席調査官らを処分…福岡国税局
福岡国税局は10日、酒を飲んで税務調査をしていたとして、
長崎県内の税務署に勤務する上席国税調査官の男性職員(42)を
国家公務員法違反(信用失墜行為)で戒告処分にしたと発表した。
発表によると、調査官は今年3〜6月に計6回、飲食店などに
夜間の税務調査に出向く前、部下の男性職員(28)と
居酒屋などで食事した際、ジョッキ2杯前後のビールを飲んでいた。
一緒に飲酒した職員と上司の統括国税調査官も訓告などの処分とした。
先月、調査官が所属する税務署に「国税局の職員が酒のにおいを
させて調査に来ていたようだ」と実名を挙げて通報があった。
調査官は事情聴取に「食事の時にビールぐらい飲んでもいいと思った。
納税者に不快な思いをさせて申し訳ない」と話したという。
※元記事:
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080910-OYT1T00591.htm 読売新聞 平成20年09月10日