女性に暴行後“防犯指導” 口止め料5万円払う
神奈川県警捜査一課は19日、1人暮らしの女性(29)宅に侵入し暴行したとして
強姦(ごうかん)などの疑いで川崎市中原区下小田中、大工福田富士男容疑者(53)
=強姦致傷罪などで起訴=を追送検した。
福田容疑者は暴行した後、女性に5万円を渡し「危ないから窓を開けたら駄目だよ」
と言い残して逃走。県警は口止め料などの目的だったとみている。
県警は2001年から08年1月までに、本件を含め強姦致傷などで70件を確認。
うち17件では2000−10万円を渡した上で、同様の“防犯指導”をしていたという。
これまでに12件で起訴されている。
調べでは、福田容疑者は05年9月6日午前3時ごろ、川崎市中原区にあるアパート
2階の部屋に無施錠の窓から侵入、女性に包丁を突き付け「騒ぐと殺すぞ」と脅し、
暴行した疑い。
http://www.sanspo.com/shakai/news/080819/sha0808191243023-n1.htm