人権啓発課の参事だった元職員を詐欺で告発・・・熊本・荒尾

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荒尾市の57歳の元職員の男が、「老人医療高額医療費」のデータを
不正に操作して1600万円あまりをだまし取っていた問題で、市は、
6日、詐欺の疑いでこの元職員を警察に告発しました。

告発されたのは、荒尾市の人権啓発課の参事だった菊地隆臣元職員(57)です。

菊池元職員はことし5月までのおよそ1年間、パソコンに記録されている
「老人医療高額医療費」の支給対象者のデータを不正に操作して医療費
1600万円余りを親族の銀行口座に振り込ませてだまし取った詐欺の
疑いが持たれています。この医療費は、75歳以上の人を対象に、1か月
の医療費のうち自己負担の限度を超えた分を国が支給する制度です。

市によりますと、菊地元職員は、借金返済のために不正な操作をはじめ、
別の部署に異動したあとも、引き継ぎなどの機会を利用して不正を
繰り返していたということです。市では裏付けのとれた1600万円余り
について警察に告発するとともにデータを不正に操作した行為についても
電磁的記録不正作出の疑いで告訴しました。

この問題をめぐり、菊地元職員はことし6月、懲戒免職されていますが、
だまし取った金は返済されていないということです。

ソース:NHK熊本のニュース 2008年8月6日 21時19分更新
http://www.nhk.or.jp/kumamoto/lnews/01.html