電車妨害予告の少年を聴取
インターネットの掲示板に、原爆の日の6日に被爆電車「650形」の運行妨害を示唆する犯行予告が
書き込まれた事件で、広島中央署が広島市内に住む公立高校の男子生徒が関与した疑いが強まった
として、業務妨害の疑いで任意で事情を聴いていることが10日、分かった。容疑を認めているといい、
同署は容疑が固まり次第、書類送検する方針。
調べでは、男子生徒は5日午後10時26分ごろ、携帯電話を使って「明日の投下時刻に合わせて652号を
再起不能な状態にまでやってやる」と掲示板に書き込み、広島電鉄(中区)の業務を妨害した疑いが
持たれている。
同社は車両に異常がなかったものの、万が一に備えて6日の被爆電車3台の運行を見合わせていた。
書き込みを見つけたサイト利用者から6日未明、同署に通報があり、接続記録などから捜査を進め、
男子生徒を特定した。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200808110026.html