県警の警察官の相次ぐ不祥事を受け、宮若署(松島修平署長)は事務職を含めた
全署員55人の拝命当時の思いをつづった作文集「原点回帰」を作成した。
思い出しやすいように1人ずつ当時の顔写真も掲載している。
県警では5月に無店舗型風俗店、いわゆるデリヘルを経営していたとして現職警官が
売春防止法違反などの疑いで逮捕されるなど、昨年4月から計5人の警官が逮捕される異常事態に陥っている。
同署は警官の原点である服務宣誓をした拝命時を思い出してもらおうと作文を募った。
警官としての使命感や志した動機、「心にいつも制服を」など印象に残る先輩の一言などがつづられている。
A5判、110ページ。130部製本し、県内各署や関係先に配布した。
発案者の梅根雅憲副署長は「若いころの情熱を思い出してもらい、士気の高い職場を作り上げたい」と話している。
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080804ddlk40040232000c.html