高級サバ缶、静かな人気

　１缶３００円の高級サバ缶が静かな人気だ。生産２年目の昨年は全９万缶をあっとい
う間にさばききった。製造する石巻市の水産加工会社、木の屋石巻水産の昨年の
年商は１５億円で、最悪だった９０年代前半の約４倍を記録。高級路線で苦境からの
脱出を図る。（長野剛）

　県によると、０６年の県内の水産加工品の出荷額は約２７００億円で、２０年間で
３割減った。９０年以降の漁獲減に加え、海外からの安い加工品の流入が原因だと
いう。

　そんな逆風の中で販売を伸ばす木の屋石巻水産。常務の木村隆之さん（５３）は
「価格が高くても、見合う味が出せていれば売れるんです」と力説する。今、一番人気の
「金華サバ」の缶詰には「家で作るみそ煮よりおいしい、と言う人もいるんです」と、
社長で隆之さんの兄の長努さん（５５）は胸を張った。

　おいしさの理由は単純だ。通常、缶詰に用いられるサバは１匹３〜４００グラムの小ぶりな
もので、１キロ６０〜７０円。だが、木の屋では５〜６００グラムの１キロ１５０円程度のサバ
を仕入れる。加工時期もサバに最も脂が乗る秋に限定。普通は水揚げ直後に冷凍して
保存するが、木の屋では水揚げ当日に缶詰まで加工する。

　高品質の素材を水揚げ直後に加工するため、原価が通常を大きく上回る。小売店に並ぶ
普通のサバ缶は１缶１００円程度だが、木の屋のサバ缶は３００円前後だ。

　「こんな値段で売れるのか、最初は自信がなかった」と隆之さん。だが、水産を覆う不況から
抜け出せたのはこの品質と価格が決め手となった。

　木の屋は１９６０年ごろ、今の社長兄弟の父親が始めた会社で、当時は捕鯨基地・鮎川で
とれた鯨の缶詰を多く作っていた。その後、商業捕鯨は禁止され、他の魚介の缶詰も
製造拠点が人件費の安い海外に移り、８０年代には一度、缶詰製造を断念した。

　しばらくは豊富にとれたマイワシから養殖飼料の魚粉を生産してしのいだが、
８０年代末にマイワシの漁獲にもかげりが見えだす。一時３０億円あった年商は、
９０年代初頭には３億円強にまで落ち込んだ。そんな折、近所で廃業した缶詰工場の
ラインを譲り受けて缶詰作りを再開したことが、再起への契機になった。

　最初に手がけたのはクジラの缶詰だった。調査捕鯨のクジラ肉は供給が極めて少なく、
価格は商業捕鯨時代の１０倍近い１キロ１２００円。１缶３００円もする高い缶詰が
できあがったが、これが物珍しさも手伝って売れた。「ここで、高くてもものがよければ
売れる、と気づいたんです」と隆之さんは振り返る。

　９０年代末には高級品を扱う通販会社と提携して高級サンマ缶を発売。高級な魚の
缶詰路線を追求し軌道に乗せた。

　高級サバ缶は現在、仙台市では藤崎やさくら野百貨店などで売られ、県内各地にも
取扱店がある。

　「人のしないことでもうけるのが本来の商売。そういう意味で最近、我々のやっている
ことはとても普通だ、と思うようになりました」。経営者の木村兄弟は口をそろえてそう
語った。

http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000807300001

サバに高級感出すなよ。イワシの二の舞になるぞ。俺ら食えなくなる。

静かな人気

巷で密かなブーム


これから流行らせたいときに使う文句です

>「家で作るみそ煮よりおいしい、と言う人もいるんです」

料理が下手なだけだろｗ

※「缶」が高級です

サーバー管理者も高級な頭脳持ってるんです。

でも、

すごくおいしいんです。
高く買ってください。！！！

>>6
サーバー管理者に高級感だすなよ。使いづらくてしょうがない。

おいしいのかな、一缶買ってみるか

9万缶もよくさばききったな、さばだけに

高級って言うから3000円くらいするのかと思ったが、300円なら買ってみてもいいな

いつも食うマルハの鯖水煮”月花”が近くのスーパーで２缶セットで
２９８円。１００円の鯖缶より高いが味はこっちのほうがウマい。

これ以上高いと気楽なおかずとはいえないな。

鯨捕ろうぜ、鯨

サバの缶詰は甘すぎて酒のつまみにならない。
そこが残念

>>13
醤油をチョロっとたらすのだよ
うま〜