負債15億、兵庫の社会福祉法人が初の民事再生手続き申し立て
特別養護老人ホームなど4施設を運営する社会福祉法人「長和(ちょうわ)福祉会」
(兵庫県加古川市)が、神戸地裁に民事再生手続きの開始を申し立てたことがわかった。
厚生労働省によると、社会福祉法人が民事再生手続きを
申し立てるのは全国で初めてという。
負債総額は15億円以上とみられる。約240人の入所者らに対する
サービスは、神戸市の医療法人社団の支援を受けて継続する。
同法人などによると、2005年〜06年に介護付き有料老人ホームや
介護老人保健施設などを相次いで開設したため負債が増え、
資金繰りが行き詰まったという。山田武司理事長は
「利用者や関係者に心配やご迷惑をかけ、申し訳ない。
事業継続には支障はない」と話している。
※元記事:
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080730-OYT1T00930.htm 読売新聞 平成20年07月30日