兵庫県加西市の職員採用をめぐって贈収賄の疑いがあるとして、中川暢三市長が警察に刑事告発しました。
中川市長によりますと、2006年度の職員採用で、ある人物が特定の受験生が合格できるよう
市に働きかけ、受験生の親から現金を受け取った疑いがあるということです。
中川市長は去年5月、同じ年度の職員採用をめぐって議会と対立して失職しています。
今回の告発では、市長のもとに情報が寄せられて調査したところ贈収賄の可能性が高まったということです。
「違法行為を知った以上、告発すべきという信念に基づいて、私個人が(告発に)出向いた」(加西市・中川暢三市長)
中川市長によると贈収賄に市議会議員がかかわっている可能性があるということですが、
告発は容疑者不詳のままにして真相解明を捜査当局にゆだねたいとしています。
http://www.mbs.jp/news/kansai_GE080729150200139426.shtml