被害少女がブログに「なんか怖い」「どうしよう」 愛知女子高生殺害事件
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オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:
・清水愛美さんは愛知教育大付属高校1年生の女子生徒。サッカー部のマネジャーを務めていた。2日も午後6時半まで練習に参加し、同45分ごろ、マネジャー仲間の女子生徒と一緒に自転車で学校を出たという。
・普段は夜7時30分ごろには帰宅している愛美さんが2日は9時になっても帰宅しなかったため、父親の力さんらが知り合いに電話するなどして捜していた。
・家族から捜索願を3日未明に受けた豊田署は、明け方にかけて、携帯電話の検索を携帯電話会社に依頼。現場から南へ約600m離れたアンテナで、清水さんの携帯電話が発した微弱電波を感知したという。
・こうした情報をもとに捜索していたところ、3日午前5時半ごろ、愛知県豊田市生駒町切戸の水田で通学に使っていた自転車と一緒に
あおむけに倒れている清水さんを家族の知人が発見。力さんが豊田署に通報した。現場は清水さんが通学路にしていた。
・清水さんの首には長さ約3.8m、幅4cmの黒い粘着テープが7重に巻かれていた。制服のブレザーとスカートなどを着たままだったが、
服の前面にも田の泥が付き、靴は両足とも脱げて片方は遺体の下にあった。顔や腕に複数の打撲痕。多量の鼻血。左手指には切り傷。
口の周りに粘着テープを巻かれた強い圧迫痕。首に粘着テープの跡はなかった。
・そばに清水さんの携帯電話が落ちていた。
・3日午前5時35分ごろには、遺体発見現場の約12キロ南東の同県岡崎市稲熊町の小呂川土手で、近所の女性が
清水さんの黒のショルダーバッグを見つけ岡崎署に届け出た。縦31cm、横45cmのスポーツ用ショルダーバッグ。中には教科書や参考書計22冊の他、弁当箱、水筒、腕時計、電子辞書
などが入っていた。清水さんの所持していたと思われる財布は見つかっていなかったが自宅にあった。
・バッグの中に、クラブ活動で着ていた紺色のジャージーがなかった。高校からも見つかっていないという。
・「野球部が持っているようなカバン。黒っぽいカバン。(Q.中身は荒らされていた?)投げたものがバラーッと出た感じ」(バッグの発見者)
・バッグが奪われた形跡があることなどから愛知県警は容疑を殺人から強盗殺人に切り替え、特別捜査本部を設置。
2つの現場で不審な人物や車などが目撃されていないか、聞き込みをするなどして捜査を進めている。
・司法解剖の結果、テープは緩く巻かれていたため、死因は口を圧迫されたか、顔などを殴られたことによる気道閉塞を原因とする窒息死とみられる。
死亡推定時刻は2日午後7時25分から遺体発見時まで。
・首に巻かれていたビニールテープは、電気配線の絶縁などに使う粘着力が強い工事用でホームセンターや工事業者向けの店で販売されているという。
「電気絶縁テープ」とも呼ばれ、伸縮性があるため配電の際に電線を覆うのに使われ、配管補修工事などで使われることも多い。
はがした際にのりが付着するため一般家庭での梱包や物の固定には適さないという。
捜査本部はテープに付いた指紋などを調べるとともに、ホームセンターなどで、最近同様のテープを買った者がいないか調べている。
・自転車は農道から数メートル入った田に、清水さんが帰宅する進行方向に向かって横倒しになっており、車の衝突でできた破損はなかった。近くののり面には、もみ合ったような跡があった。
・水田には犯人のものとみられる足跡が残されていたことが特捜本部の調べで4日、わかった。
愛美さん以外の足跡は1種類で、特捜本部では犯人は単独で愛美さんを襲い、殺害したとみて足跡を詳しく分析、靴の種類やサイズなどの特定を急いでいる。
・特捜本部は遺体の頭部付近で清水さんのものとみられる血痕を確認した。遺体発見現場の南約3メートルの十字路3か所でも微量の血痕を確認。
犯人が、この十字路で清水さんを殴ったうえ、田の中へ引きずり込み、繰り返し殴打したとみている。
遺体には目の周囲に数カ所強く殴られた跡があったほか、右側頭部を下にして地面に押さえつけたような傷があり、激しく出血していたという。
口の周りにはテープを巻かれたことによる強い圧迫痕もあった。口をふさがれたことに加え、鼻血が泡状になって気管支をふさいだ可能性があるとみている。
・遺体には襲われた際に抵抗してできる傷がなかったことが4日、豊田署捜査本部の調べで分かった。顔面には打撲の跡が複数ある上、多量の鼻血も出ていたことから、
捜査本部は愛美さんが帰宅途中に突然顔面を殴られるなどして、抵抗できなかった疑いが強いとみて調べている。
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オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2008/05/06(火) 22:34:16 0
・家族が2日、清水さんが普段帰宅する午後7時半ごろから、携帯電話に電話やメールをしたが、愛美さんから応答がなかった。
携帯電話に電話したとき、1回目は呼び出し音が鳴ったが本人は電話に出ず、2回目にかけたときには通じない状態になっていたという。
愛美さんはメールの返信も早く、寄り道もしなかったことから、捜査本部は、高校を出た午後6時45分から同7時半の間に襲われたとみている。
・携帯電話は、水にぬれて故障していたため、通話記録やメールを確認することができず、現在、復元する作業が行われている。
・携帯電話からは微弱な電波が出ていた。このため、犯人が電源を切らずに、そのまま現場を立ち去った可能性があるとみている。
・(清水さんが)学校を出る際に携帯電話のメールをしていたという目撃情報があるが、家族はメールを受信しておらず、警察は送り先の特定を急いでいる。
・(事件当日、清水さんは)学校から家に帰る途中、友達との約束はとくになかったという。
・5日午後までに警察のフリーダイヤルには28件の情報が寄せられたが、有力なものはなく、警察は、通学経路の周辺にある防犯カメラの映像を解析するなど調べを進めている。
・1日午後7時「なんかこわいんだけど お母さんおそいよう」(清水愛美さんのネット上の日記)
・2日の日没時間は午後6時40分ごろ。
・豊田市駒場町東埜中:清水さんの自宅。
・豊田市生駒町切戸:遺体発見現場。(学校側から)伊勢湾岸自動車道をくぐり、ぽつんと立った民家を左に回った、300m先。通学路に使っていた。周囲に田畑、マンション、トヨタ系企業の工場などがある。
学校から約2.5km先に伊勢湾岸自動車道。南西に約1kmに自宅。実際に自転車で走ってみると、学校から現場付近まで18分45秒かかった。まっすぐ家路についたとすれば、午後7時すぎに発見場所に着いたことになる。
伊勢湾岸自動車道の豊田南インターチェンジから西へ150mの地点。
・刈谷市井ケ谷町広沢1:愛知教育大付属高校。高校から自宅までの距離は、直線距離でおよそ3.7km。しばらく歩くと民家もなくなり、田んぼだけが広がる。
・岡崎市稲熊町の小呂川土手の茂みの中:清水さんのバッグが発見された場所。遺体発見現場から直線距離で約12km南東。
周りは住宅街で、街灯はまばら。川幅は3mほどで、両岸の生活道路は車がやっとすれ違える程度の道幅しかなかった。
ttp://www.jiji.com/news/kiji_photos/20080503ax06g.gif ttp://www.chunichi.co.jp/article/national/news/images/PK2008050402108894_size0.jpg
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オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2008/05/06(火) 22:35:21 0
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オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2008/05/06(火) 22:37:03 0
・相次ぐ事態に、豊田市は昨年度、生徒や保護者に不審者情報を一斉メールするシステムを導入。小中学校には警報装置を設置し、民間警備会社にパトロールを委託するなど防犯体制を強化していた。
さらに、付属高の所在地・刈谷市でも、すべての市立保育園に監視用ビデオを設置したり、小中学校に鍵付き門扉を取り付ける対策を実施し、豊田市に隣接する岡崎市では3年で街路灯を2130本増設する防犯計画を実施に移していた。
・車かバイクを使った不審者事案は、今回の現場周辺の豊田市と三好、東郷の2町で07年4月以降、少なくとも9件発生している。
隣接する3市町のうち、豊田市と西隣の三好町で発生した不審者事案は、学校や警察に通報があると、両市町の小中高校などで組織する委員会を通じて両市町の全学校にファクスで通知されている。
しかし愛教大付高は刈谷市の北東端に位置するため、豊田市に近接しているにもかかわらず、同委員会は同高へ不審者情報を通知していなかった。
同高の稲垣安彦教頭によると、同高はこれまで同高生徒や保護者から通報を受けた不審者事案しか把握していなかった。
「現場周辺で事件が相次いでいたことは報道で初めて知った。連絡を受けていれば生徒に注意を呼びかけたはずだ」と話している。
県警豊田署は4日、今回の事件を受け、児童・生徒の見守りや事件情報の提供を求める緊急連絡を豊田市と三好町の全校に送信した。だが、今回も愛教大付高には届いていないという。