その主張自体は間違っていないと思うギリシャからのニュース。
「レズ・レズビアン」の語源・発祥の地となっているギリシャのレスボス島において、
島の住民が「自分たちが本当のレズビアンだから、国内の同性愛者はレズという名称を禁止して欲しい」と訴えているそうです。
さてさてどういうことかといいますと、もともと「レズビアン」の語源は、古代ギリシャ時代に遡ります。
当時、同性愛者の女流抒情詩人サッフォーがレスボス島に住んでおり、そこから女性同性愛者のことを
「レスボス島の女/Lesbia:レスビア」と呼んだのが語源になっているそうです。
そういう呼び名が定着したのは良いとしても、実際に島の女性が他所で「私はレスボス島の女です」とか
言うと話がとてもややこしい、微妙な雰囲気になってしまうと。
そんなこともあって、島の住人が女性同性愛者が「レズビアン」と名乗るのは止めて欲しいという話になったようです。
地元の活動家であるディミトリス・ランブロー氏は、「島の住人は、”名前の強奪”によって
”精神的・道徳的なレイプ”に苦しんでいる」と言っています。
彼の話では早ければ6月にもアテネの法廷にこの案件が提出されるとか。
ただし、ギリシャの同性愛者団体のスポークスマンであるエヴァンジェリア・ヴラムさんはこの提案を拒絶しています。
「まったくおかしな話です。けれども、もし法廷に呼び出されたら出廷は受け入れるつもりです。」
さてさて、どうなりますやら。
管理人的には自己紹介のときにいいネタがあってお得じゃないですかくらいにしか思わないわけですが。
「私ね、レズビアンなの。」
「ええっ!?」
「違うのよ、出身がレスボス島でね、レズビアンの語源がね…」
会話弾みまくりですよ。利用しない手はないでしょうが?
http://garakuta.oops.jp/wordpress/?p=173