民主・平岡氏が当選確実 衆院山口2区補選 20時02分

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202オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
補欠選挙からそろそろ1週間たとうとしている。冷静に考えてみると、民主党が負ける要素は皆無だった。
共産党候補者が出なかったのでその分の票が加算される。後期高齢者医療制度、暫定税率復活によるガソリン
再値上げなどの批判票が多く集まった。
2人の候補者を比べても天と地ほどの差があった。自民党の候補者は無名で、しかも天下りや道路特定財源で
杜撰な使い方をしてきたという国交省のOB官僚である。もしこの候補者で勝ったら奇跡だとしか思えない
ような人選を選挙前に自民党はしたわけだ。一方の民主党候補者は小選挙区でも勝った実績があり、前回も
小泉劇場選挙でありながらわずかの差の負けで比例復活当選を果たした人だ。
これだけの要素がそろったなら民主党がダブルスコアで勝ってもおかしくはなかった。
なぜそうならなかったのか。それは民主党に対する有権者の不信感も原因の1つではないかと思う。
選挙後、山口2区の有権者のインタビューで民主党は反対、反対、反対ばかりだと言う人がいた。民主党に
託して大丈夫なのかと不安に思っている人がそこそこいてもおかしくはないような気はする。
争点となった後期高齢者医療制度ではマスコミともども民主党は批判しまくったが、じゃあ団塊世代が75歳に
なった時の医療はどうするのかということには民主党は何も答えていない。今さえよければ先のことなど
その時に考えればいいというような姿勢である。もし医療制度が崩壊して医療はすべて自己負担になっては
たまらないと思った人もいただろう。民主党はそういう人を軽く見てしまっている。(まあでも後期高齢者医療制度
をこのまま続けても医療制度が崩壊しないと断言はできる状態ではない。)
自公政権であっても民主党を中心とした政権であっても今の状況を見ていたら日本の社会はますますどうにも
ならなくなってしまいそうだ。
糞政党しかないのは国民が糞であるという裏返しでもある。糞しか政治家にならないから日本には糞政党しか
存在しないのだろう。