内藤が倒せなかったのには理由がある。宮田会長も認めていることだが、
フェイントの多用が裏目に出た。大毅が内藤のフェイントに引っかからなかったのだ。
実は、内藤が大毅を称えたのもこの点があったからだった。
「フェイントに簡単に引っかかる選手もいるのにね」(内藤)
しかし、そこに専門誌のライター氏が鋭く内藤に質問した。
「大毅は内藤選手の目を見て戦ってました?」
(略)
大毅がもし内藤の目を見ていたら、フェイントに引っかかっただろう。
答えはノー。その瞬間、関係者の間から笑いが起きた。
「内藤さん、大毅はフェイントに気づいてなかったんですよ」つまり、
フェイントを先読みして引っかからなかったのではなく、大毅は内藤の
パンチを読む手法すら身に着けていなかったということ。
内藤は一言「・・・あ、なるほど」会見場は笑いに包まれた。
大毅はフェイントも必要なかったレベルだったのか。
ただ、宮田会長は「フェイントは内藤のスタイルだから大目に見てください」とフォローした。
http://boxing.10.dtiblog.com/ 2号がもう少し技術の在るボクサーだったら、反則行為で醜態晒した挙句は敗戦して
ライセンス停止の危機に陥る事無く、早いラウンドで内藤にKOされていたかもね。