韓国人牧師「韓流スターと共に日本でキリスト教の復興を」

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1こんぐぎどらφ ★
 「日本ではまだ韓流ブームが大変な勢いです。韓流を前面に押し出し、クリスチャンが1%未満の
日本にキリスト教を復興させるため“ラブ・ソナタ”を企画しました」

 ソウル・オンヌリ教会は24日にさいたまスーパーアリーナで宣教イベントを行う。オンヌリ教会の
ハ・ヨンジョ担当牧師は先日の記者懇談会で、24日の「ラブ・ソナタ」の趣旨を上の通り説明した。
「ラブ・ソナタ」とは、オンヌリ教会が今年1年間、日本で行う大規模なミッション(宣教活動)のことだ。
今年3月29日の沖縄を皮切りに、11月22日の仙台まで計6回、日本列島を北上しながら韓流スター
を迎え福音を伝える。4番目の開催地となる東京・埼玉地域のイベントは、そのハイライトだ。

 なぜ日本で、しかもなぜ韓流なのか。ハ牧師は「日本は宣教師たちの墓場。あらゆる物が溢れて
いるが、クリスチャンだけはいない国」と説明する。16世紀にカトリック、19世紀以降はプロテスタント
の宣教師がミッションに失敗した日本だが、韓流ブームを生かせば可能性がある、とハ牧師は判断
したのだ。ハ牧師は「韓流」と宣教を結びつけるため、日本で一大ブームを巻き起こしたドラマ『冬のソナタ』
からイベントの呼称をつけたという。1970年代から芸能人教会の担当牧師を務め、芸能界や
スポーツ界のスターたちと親交を重ねてきたことが、今回のイベントを開催するにおいて大きな力となった。

 ハ牧師は記者懇談会で「全米男子プロゴルフ(PGA)のAT&Tナショナルで優勝した崔京周
(チェ・キョンジュ)選手が試合終了後すぐに電話をかけてきて、“全英オープンが23日に終ったら
すぐ東京に向かう”と言った」と語った。「ラブ・ソナタ」には国民的な人気を呼んだ時代劇ドラマ『朱蒙』
に出演したオ・ヨンス、ハン・ヘジン、キム・スンス、チン・ヒギョン、パク・タムヒのほか、チョ・スンウ、
チョン・リョウォン、シン・エラ、ユ・ホジョン、ユン・ユソン、オム・ジョンファ、キム・ヒョジン、パク・ナリム、
チュ・ヨンフンといったスターまで、多数の芸能人が参加する。また、韓国からはオンヌリ教会の信者
約5000人が、日本では約1万5000人が参加するなど、合わせて2万人を超える人々が会場を訪れると
みられる。

 一方、「ラブ・ソナタ」が一般人を対象にした宣教イベントなら、23日に東京・淀橋教会で開かれる
「教会復興セミナー」や、ザ・プリンスパークタワー東京で開かれる「リーダーシップ・フォーラム」は
韓日のプロテスタント系の有識者や知識人・経済人を対象に特化されたイベントだ。特に、日本でも
よく知られている李御寧(イ・オリョン)前文化部長官は両イベントで「理性から知性へ、知性から霊性へ」
をテーマに特別講演を行う。李前長官は最近になって娘と孫の病気治療をきっかけにキリスト教を信じる
ようになった経緯を語る予定で、「ラブ・ソナタ」でハ・ヨンジョ牧師から洗礼を受けることになっている。

 ハ牧師は「こうしたイベントのためこの数カ月間、日本で過ごしながら“韓日両国の根深い確執も文化的
・霊的な疎通により解消できる”との思いが生まれた。韓日両国が和解すれば、アジアの平和の使徒に
なれるだろう」と話している。

http://www.chosunonline.com/article/20070719000039

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http://file.chosunonline.com//article/2007/07/19/940587713059040501.jpg